吹き上げ
粒状の貴金属を、他の金属と混ぜて合金にする作業です。
これにより、貴金属は硬さを増し傷つきにくく、凹みにくくなります。
一度高温で貴金属を液状にするので、マグマのように赤熱して肉眼で見た場合、時には網膜が焼けてしまうこともあります。


鍛金
吹き上げた貴金属を金槌で引き締めながら形を整えます。
叩かれた部分は金属同士の分子が近付き、更に硬く割れにくくなります。
これにより、仕上がりの表面がきめ細かく滑らかになります。

 

焼きなまし
硬くし過ぎるとひび割れてしまう金属に途中で何度か火をかけて展延性を向上させます。
柔らかくなった貴金属は割れにくくなり、丸めたり延ばしたりという加工がしやすくなります。

 

糸ノコによる切断
作りたい物の長さまで延ばしたら、糸ノコで切断します。
リングの場合、きっちりと長さを計算して切らないと、サイズが合わなくなってしまいます。

 

透かし
作業の内容によっては、直接模様をかたどって切断することもあります。
表面を切り抜いて空間を作る技術のことは”透かし”とも呼ばれています。

 

リングの成形
リングを制作する場合、正円を出す為に叩きながら丸めていきます。
この時にも正確にサイズを測らないと、目標のサイズからずれたものが出来てしまいます。

 

やすりがけ
荒く叩いて成形したものを、荒く磨いて形を整える作業です。
最初は荒いやすりを使い、次第に目の細かいやすりに変えて、不要部分を削り取っていきます。

 

バフがけ
模様や宝石を取り付けた後、仕上げの研磨を行います。
高速で回転する機械に布製やフェルト製のディスクに各種の研磨剤を付着させ、表面が鏡のようになるまで磨きあげる作業です。