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作者ご逝去に合わせ

作者ご逝去に合わせ
今月のチョークアートは、ベルセルク作者の三浦建太郎氏の
ご逝去に合わせ、今回はベルセルクです。
黒板に黒い剣士を描く事が、白い紙に描くよりも
難易度が高いと理解しました。

作者は元々体を患っていたのか、雑誌の中でも人気作の
ベルセルクは休載の合間にたまに掲載されるくらいの
遅筆でしたが、その描き込みは稀に見る細かさ、びっしり感、
戦争中の兵士の鎧ひとつひとつのデザインが違うなど、
アートの面でも目を見張る漫画でした。


そのせいで辞めさせてくれなかったのでしょうか、
アシスタントも続かないという噂もありましたし
話の伏線を引きすぎて回収しきれない匂いもありました。
ネットには「作者が死ぬまでにおわんねぇぞ」という
発言も何年も前から出ていましたが、文字通り的中する
結果になりました。

あの描き込みを真似できる漫画家もいるとは思えないので
続きがないまま打ち切りとなるでしょう。

果たして、作者は臨終の際にどう思ったのか…。
ようやく解放される、なのか完結させたかった、なのか。
作り手としてはいい歳で人に迷惑をかける前に
廃業すべきだと思いました。
自分は事故死しないように気を付けて、
寿命の前に仕事を引き継ぐなり畳むなりしたいと思います。

…そんなに熱烈なファンもいませんしね。

以下は失敗して全消ししました。
ここまで描いて消したのは初めてです。


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